今回のレビューは、妻からの誕生日プレゼントです。選んでもらったのは、ace.の『ガジェタブルWR2』というビジネス仕様のバックパック。実は私はこれまで、安い仕事用のバックパックを買っては1年ほどで壊す、を繰り返してきました。今回のWR2は、そんな安リュックの5倍以上の価格帯。正直、こんなにいいバッグを持つのは初めてです。
はたして、その値段ぶんの価値はあるのか。1ヶ月しっかり使ってみたので、レビューします。
ちなみに、子連れ旅行用には別にワークマンの大容量のバックパックを使っていて、そちらは別記事にまとめています。ぜひご覧ください!
ace.「ガジェタブルWR2」とは

ガジェタブルWR2は、エースが展開する人気シリーズ『ガジェタブル』の、耐水性を強化したアップデートモデルです。ガジェタブルシリーズは、累計44万個を突破した定番(2025年1月時点)。そのユーザーの声を反映して、耐水性まわりを鍛え直したのがこのWR2です。
ラインナップはリュックだけでも11L・14L・16L、拡張できるEXP19〜23Lが揃っています。今回私が使っているのは、真ん中より少し大きい16Lモデル。PCは15.6インチに対応します。価格はモデルによって幅があり、税込25,300〜31,900円ほど。カラーはブラックとネイビーの2色展開です。

私はブラックを買ってもらったよ!
数あるモデルの中でも、このWR2が耐水性を強化したモデルというのは、ガジェットオタクにとって心強いポイントです。この価格帯のバッグを持つのは初めてなので、最初はかなり緊張しました。安いバッグに慣れた身からすると、なかなか思い切った価格帯ですが、その中身をここから見ていきます。



こんないいものをくれた妻には感謝しかありません、マジで
16Lにどれだけ入る? 収納力レビュー




まず気になるのが、16Lという容量にどれだけ入るかです。私はガジェットを持ち歩くことが多いので、そこがいちばんの関心でした。結論から言うと、私の主要なガジェットと持ち物は、ひととおり収まりました。
具体的には、14.5インチのノートPC・15インチのモバイルモニター・Surface Pro 12インチ、そしてそれぞれの付属品です。もちろん、財布・名刺入れ・小銭入れなどの小物も前面のポケットに問題なく入ります。


これだけ入れても、ちゃんと背負えて、口も閉まります。ただし、正直に言うと『まだまだ余裕』という感じではありません。表現するなら、『ちょうどいい』くらいの収まり具合です。あれこれ詰め込むというより、必要なガジェットが過不足なくまとまる、という印象。このサイズ感が、かえって使いやすいと感じています。
収納の作りも、よく考えられていて、背面のPC収納は、L字型になっていてタテからもヨコからも出し入れできます。ほかにも小物入れが充実しており、2WAYスルーポケット・オーガナイザーポケット・左右のコーナーポケットと、細かい収納が豊富です。




ケーブルやPCスタンド、ペンケースといった細かいものが、迷子にならずに収まってくれます。ガジェット持ちの『あれどこ行った?』が起きにくいのは、地味にうれしいポイントです。また、モバイルモニターを毎日持ち歩く私にとって、それが無理なく入るバッグは意外と少なかったんです。WR2はそこをきれいに解決してくれました。


頼もしい耐水性と、細部までの作り込み


WR2の名前の由来でもある、耐水性を見ていきます。生地は、ポリエステル600デニールのオックス素材に、表面をPVC加工。しっかりした厚みと張りがあって、見るからに丈夫そうです。
手に持った瞬間に、これまでの安リュックとは生地の質が違うと分かりました。ペラっとした薄さがなく、しっかりとした安心感があります。
耐水性の要は、ファスナーです。主要なポケット5箇所に、YKK製のPUコーティングファスナーを採用。さらにレインガードポケットも備えていて、多少の雨なら安心して持ち歩けます。



完全防水じゃないみたいだから油断は禁物だけどね!
実際に小雨のなかを歩く機会がありましたが、中の荷物が濡れることはありませんでした。ガジェットを持ち歩く身としては、この安心感はかなり大きいです。このバックパックは毎日ガジェットを持つ人向けともいえるかもしれません。
毎日背負うから「背負いやすさ」が効く


仕事用リュックで大事なのが、背負い心地です。毎日のことなので、少しの差が積み重なります。WR2は、仕事道具を全部入れて重くなっても、驚くほど安定して背負えます。
前の安リュックは、荷物が増えると肩に食い込んで、安定しない感じがありました。WR2はその不快感がぐっと少なく、体にぴたっと沿ってくれます。とくにチェストベルトが効いていて、胸元で留めるだけで、肩へのズレや負担が軽くなります。
そしてもうひとつ、右側についているサイドハンドルが便利で、これが大好きなんです。電車で網棚に上げるときや、椅子の横にさっと掛けるとき、ひょいと片手でつかめます。実はこのハンドル、前の安リュックにも付いていて、気に入っていた装備でした。それがWR2にもあって、しかも作りがしっかりしている。値段が高いだけのことはあるな、と感心しました。





このサイドハンドルは背中から降ろすときに便利で大好きなんです
弱点:耐久性への不安と、高価格ゆえの悩み


1ヶ月毎日のように使っていますが、背負うのが楽で、型崩れもなく、へたる気配もありません。この作りなら、長く使えそうだという期待が持てます。正直なところ、これといったデメリットが見当たりませんが、あえて挙げておきます。
5年持ってくれるか、という耐久性の不安
いちばんの不安は、耐久性です。というのも、前の安リュックは1年ほどで壊れました。今回は価格が桁違いなので、正直、5年くらいは元気に働いてほしいと思っています。作り自体はしっかりしているので、期待はしています。ただ、こればかりは長く使ってみないと分かりません。




だからこそ、耐久性を少しでも保つために、重いモバイルモニターは、このリュックには入れないことにしました。生地や底への負担を減らして、長生きさせたい作戦です。耐久性の本当の評価は、1年使ってから改めてお届けする予定です。



今回は大事に大事に使わせていただきます
高価なプレゼントすぎて、雑に使えない
我ながらしょうもない弱点です。このWR2は耐久性や耐水性がウリなのに、妻からの高価な誕生日プレゼントだと思うと、雑に使えなくなってしまいました。耐水性があるのに、濡らしたくもないです。
本末転倒だと自分でも思います。安リュックのころは、雨でも気にせずガンガン使っていたのに、不思議なものです。まあこれは、製品の欠点というより、私の心の問題ですね。いい物を持つと、扱いが丁寧になる。だから長持ちするのかもしれません。



高級なプレゼントって雑に扱えないのよね
まとめ|この価格帯のバックパックは、どれくらい持つのか
ガジェタブルWR2は、収納力・耐水性・デザインのどれをとっても、価格以外に欠点が見当たらない一台でした。妻からのプレゼントなので偉そうに言えませんが、本当にいいものを貰ったと思います。
これまで私は、安いバックパックを1年ほどで壊してきました。今回はその5倍ほどの価格です。だからこそ、正直な期待も込めて思うのは、『5年くらいは持ってほしい』ということ。むしろ5年使えたなら、1年ごとに安リュックを買い替えるより、お得な計算になります。安いものを何度も買い替えるより、良いものを長く使う。今回のプレゼントは、その考え方に切り替えるきっかけにもなりました。
この価格帯のバックパックは、実際どれくらい持つのか。それはこれから、私自身が身をもって確かめていきます。1年後、5年後にまた、耐久性のレビューをお届けできればと思います。










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