私、実は昨年、一戸建てを購入しています。その自宅には、「あまり必要ないだろう」と思いつつも、防犯カメラを2台だけ設置していました。ところが先日、その考えが甘かったと思い知らされる出来事がありました。
深夜、自宅の敷地内に、見知らぬ人物が侵入してきたのです。動きからして、明らかにそれは泥棒。幸い、カメラのライトが点灯し、それに驚いた相手はそのまま逃げていきました。もし何もつけていなかったら、と考えると、今でもぞっとします。
みんな大好き(?)ガジェマガのトーマス氏の記事には、減税→格差の拡大でこれから治安は悪くなる、という見方も。

今、治安が悪くなっているかどうかは不明ですが、備えは早いに越したことはありません。この一件で、私は防犯カメラを増設しました。今回は、その体験と我が家の防犯体制を共有します。

身バレが怖いから防犯カメラの映像は見せられません。泥棒許すまじ。
「最低限でいい」と思っていた私が、カメラを増やした理由


その日のことを、詳しく書きます。私は家族の中で、一番早く起きて、朝食をとった後に漫画を読んだり仕事をしたりしています。その日も同じように、その時間に起きてなんとなくスマホをみたら、防犯カメラアプリからの通知に気づきました。
後述しますが、我が家の防犯カメラは塚本無線の防犯カメラ。このカメラは感度がよすぎるのか、強い雨でも反応することがあります。この日も「どうせ雨だろう」と思いながらも、一応チェックしておこうと思って見てみたら、そこには帽子とマスクをした見知らぬ人物の人影が!



一瞬で目が覚めました。泥棒許すまじ。
記録を見るとそれは深夜の中庭の防犯カメラ映像。我々家族は全員爆睡している時間帯です。中庭には砂利がひいてあり、歩くと音がするのですが、その日は強い雨。雨の日を狙ってきたんですね。こわい。
ゆっくり動いて、我が家のリビング側の窓の方に近づいた瞬間、この防犯カメラのセンサーライトが光りました!それを見た泥棒は、特に慌てることもなくゆっくりと去っていった、というのが一連の流れです。
当日中に、警察に映像も提出しましたが、特に被害がないので現場検証などはなし。「見回り強化しますねー」で終わり。



警察の「見回り強化」の言葉は信頼してません。自分の身は自分で守ろう!
この経験から、二つのことを学びました。ひとつは、防犯カメラは確かに抑止力になる、という事実。ライトが点くだけで、相手は『見られている』と察して退散しました。もうひとつは、それでも“敷地には入られたくない”、という感情の部分。
家族しか入らない自宅の敷地内に、知らないおっさん(おばさんかも)が入ってくるというだけで気持ち悪いです。さらに、今回はたまたま逃げてくれましたが、開き直られたら家族が危ない。
だから私は、そもそも敷地に侵入させないことを次の目標にしました。具体的には、侵入経路になりそうな場所に、ライト付きのカメラを足すことにしたのです。カメラは、映すためだけの道具ではありません。光と存在感で『ここは入りにくい』と思わせる、抑止の役割が強いです。



抑止力ってやっぱり大事
最初に導入したカメラと録画システム(WTW みてる)


まずは、泥棒が入る前から設置していた基本のシステムを紹介します。選んだのは、防犯カメラ専門メーカーである塚本無線の『みてるちゃん5Plus2』と標準カメラの『WTW-E2319SFWX』です。さらに、録画と自宅内でのモニター管理として、『WTW-PA2616WHAX(2TBHDD付き)』を導入しました。



総額で5万円くらいしました…
カメラは2台(1台は首振り、1台は標準)




カメラは2台です。1台目は、パンチルト対応の高機能モデル(WTW-EGDRY388)です。通称『みてるちゃん5Plus2』。左右に約320度も首を振れるので、1台で広い範囲を見渡せます。500万画素と解像度も高く、細部までしっかり記録できます。
みてるちゃん5Plus2の特徴
・500万画素の高精細
・首振り(パンチルト)対応:左右約320度・上下約80度、1台で広範囲をカバーし、遠隔操作も可
・赤外線+ホワイトLEDのダブルライト:夜でもフルカラー撮影。ホワイトLEDが点灯して侵入者への抑止に
・人・動体を検知して自動追跡&通知:動くものを見つけると追いかけて撮り、スマホにお知らせ
・長時間録画に対応:MicroSDに加え、EAGLE録画機+HDDで長期間さかのぼれる。Wi-Fi・有線どちらも対応
・価格:約16,800円(2026年9月現在)
2台目は、より一般的な標準カメラ。実は、今回の泥棒を退散させたのは、こちらの標準カメラ。どちらのカメラにもライトが付いていて、暗い夜でも人を検知すると点灯します。あの夜に活躍したのは、まさにこの機能です。カメラは、赤外線とホワイトLEDの両方に対応していて、夜でもカラーで撮影できます。防水はIP65で、屋外の雨風にも耐えます。
標準カメラ(WTW-E2319SFWX)の特徴
・300万画素の必要十分な画質
・首振りなし
・動きを検知してライトが自動点灯(今回役立った機能)
・屋外に強い金属ボディ+防水防塵IP66
・価格:約10,800円(2026年9月現在)



どちらも強い雨でも反応して録画してしまうのが玉にきず
録画は12インチモニター+2TB HDD


映像を記録するのは、専用の録画システムです。我が家では、12インチのモニターと、2TBのハードディスクを組み合わせています。このモニターがそのまま録画機を兼ねていて、2台のカメラの映像を、常時ずっと録画し続けてくれます。
容量が2TBあるので、かなりの長期間ぶんをさかのぼって確認できます。私は常時録画はせずに、イベント録画のみにしているので、なおさら長時間の録画ができます。



私は楽天で購入、カメラ2台とモニター、HDD2TBと延長コードで5万円いかないくらいでした。録画をSDカードにすればもっと安くすむかな
防犯カメラと録画機、スマホアプリの連携は比較的円滑(Wi-Fiは必須)


録画機と防犯カメラの連携はWi-Fiで可能です。Wi-Fiが届かないエリアに置く場合の対処法もあるみたいですが、基本的にはWi-Fi必須と考えておいた方がいいでしょう。
専門メーカーのEAGLEシリーズで揃えているため、カメラと録画機の連携も説明書どおりに行えば、円滑に行えました。スマホアプリから映像確認が可能であり、私の環境では安定してみることができました。
※補足 塚本無線のホームページが見にくい問題
めちゃくちゃ蛇足ですが言わせてください。塚本無線のホームページはマジで見にくいです。トップページはこんな感じ。




「製品売る気ある?」って言いたいくらい。「530種類あるなかから、どう選ぶの?」っていう話です。商品購入の導線がとてもわかりづらいのが要因の一つかと思います。
「東京ビッグサイトで〜」とか、消費者からしたら不要なんですよね。別ページとかSNSで言っておけばいいんですよ、こんなのは。ホームページを製品を売るためのシンプルな構造にしてほしいですね。
以上、愚痴でした。



商品はいいんですけどね。
購入・使用してわかった弱点と不満点


頼りになるシステムですが、購入して設置したり、使ったりしているうちに見えてきた弱点や不満点もあるので共有します。
素人には設置は大変
『簡単に設置』とありますが、これまでこういう作業をしたことのない人にとっては、大変な作業です。予想以上に手間と時間がかかりました。
まず、カメラは単体で届くのですが、それを取り付けるための土台のようなものが必要となります。別途購入する必要があります。
こちらは防犯カメラのアダプターなどを収納するボックスにもなります。できるだけ大きく、深いものを購入しましょう(大事)。このボックスに穴を開けたり、アダプターを収納したりが意外に大変です。
さらに、雨どいなどにつけるには取付用の金具とバンドが必要です。
また、こちらは両機種とも有線で電源供給をするタイプ。ほとんどの場合、コンセントまでの距離が長くなると思うので、延長ケーブルも別途必要になります。私の場合は10mの延長ケーブルが2本や、防水用の自己癒着テープが必要となりました。



意外に追加購入が多いんだよ…
専門家ではないので、具体的な設置手順は省きますが、私は庭ファンさんの動画を参考にしました。
めちゃくちゃわかりやすいので、ぜひ参考にしてみてください。
有線であること
前述したように、この防犯カメラは有線で電源供給をしています。つまり、カメラの電源がコンセントから抜かれるようであれば、そこで記録が途切れてしまいます。
侵入に慣れた相手なら、まずカメラの線を探すかもしれません。安定して録画できる有線の長所は大きいのですが、この『切られたら終わり』という一点は、どうしても心もとなく感じます。屋外の配線はできるだけ隠すようにしたり、モニターを確認して映像が途切れていたら、電源を確認したりすることが大切です。
録画モニターがときどき不安定


次の不満点は、録画モニターの安定性です。HDDを内蔵したこのモニターが、たまにシステムごと落ちてしまうことがあります。その場合は、カメラがしっかり作動していても、モニターの方を手動で再起動しないと録画が再開されません。
もし落ちている間に何かあったら、と考えると、少し不安が残ります。原因ははっきりしませんが、涼しくなってきてからは安定しているので、設置部屋の暑さが影響しているのかもしれません。
熱がこもりやすい環境では、放熱に気をつかう必要がありそうです。この点は、今後も様子を見ていくつもりです。
弱点を補う「完全無線」のサブカメラ(Anker Eufy eufyCam C35)


平和な日々が続いていれば、上記のシステムだけで継続していたのですが、一度泥棒に敷地内への侵入を許してしまったからにはアップデートするしかありません。



余計な手間と経費を増やしやがって。泥棒許すまじ。
既存のシステムの弱点を補い、さらに、自宅敷地内への侵入を防ぐために、追加で2台のサブカメラを導入しました。選んだのは、AnkerのスマートホームブランドEufyの『eufyCam C35』。
このカメラの強みは、完全無線であること。バッテリーを内蔵しているので、電源ケーブルもいりません。つまり、有線モデルのような『線を切られて終わり』という弱点がありません。ソーラーパネル(別売)にも対応しているため、日当たりのよい場所なら、充電の手間もほとんどかからないようです。
さらに、センサーライト付き。これを侵入経路の前において、パッと光らせれば、今回の泥棒のように帰ってくれる可能性が高まるでしょう。



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どこに設置するか、我が家の防犯カメラ体制
取り付けもマグネット式で、工事いらずでぽんと置ける手軽さがあります。だから、侵入経路になりそうな場所に、後から気軽に増設できます。わかりやすいように我が家の侵入経路と、防犯カメラの位置をイラスト化してみました。


まさに、私がやりたかった『敷地に入らせない』対策にぴったりの一台でした。使い勝手や画質などの詳しい使用感は、もう少し使い込んでから、次回改めてレビューする予定です。



マグネット式だと持ってかれたら終わり。手の届かない位置に置かないとね
まとめ|防犯カメラ、つけろ


今回の一件で、防犯意識が高まりました。防犯カメラは、映像を残すためだけのものではありません。ライトと存在感で、そもそも敷地に入らせないための『抑止の壁』の役割も強いと実感しました。
カメラは決して安い買い物ではありませんし、必要ないと感じる方も多いでしょう。ですが、被害に遭ってからでは遅いのです。だからこそ、あえて強く言わせてください。「防犯カメラ、つけろ」、と。できれば、ライト付きを。それだけで、守れるものがきっとあります。



どうしても無理ならセンサーライトだけでもつけようね



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