【再レビュー】Surface Pro 12インチ ─ サブディスプレイとしても使える

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以前、Surface Pro 12インチの初期レビューを書きました。買ってすぐの、いわば第一印象のレビューです。

今回はこの後日談。あれから4ヶ月、ほぼ毎日使い込み、評価が変わった部分とそのままの部分が出てきました。今回は、4ヶ月使ってたどり着いた『再レビュー』をお届けします。

目次

この4ヶ月で「使い方」が変わった

元々想定していたスタイル

いちばん大きな変化は、Surfaceの立ち位置です。買った当初、私はこのSurfaceを『メインPCに何かあった時のサブ』として考えていました。私のメインPCはLenovoのYoga Proですが、これがなかなか重い。

持ち出すのが億劫なときに、身軽なサブ機として単体で持ち出す。そういう使い方を想定していました。

ところが結局メインPCはほぼ毎日持ち歩くため、サブ機としてはほとんど使いませんでした。代わりにペンでのメモ書きや、ラフ案の下書きなど、タブレット用途として使いたくなったんです。

この用途は、キーボード中心のメインPCだけではできません。結局、いまはメインPCと『一緒に』持ち出すようになりました。Surfaceを、メインの代わりではなく、メインの相方として使う。このように使い始めてから、Surfaceの新しい魅力がいくつか見えてきました。

サブ機として使ったのは妻にPCを取られた1日のみでした

4ヶ月使って見えた追加メリット

初期レビューでは書ききれなかった、使い込んでこそ分かったメリットを紹介します。

12インチ、3:2の画面は、漫画がとても読みやすい

いきなり仕事じゃなくて消費の遊びで恐縮です。まず気づいたのが、漫画の読みやすさ。Surfaceの画面は3:2という比率で、これが漫画の見開き表示ととても相性がいいです。

家族用に購入した、タブレットである11インチのGalaxy Tab A11+は、16:10であり見開きで漫画を読むと左右の余白が大きくなります。

私はもともと漫画好きで、よく読みます。加えて便利なのが、キックスタンド。12インチクラスは手で持つと重いので、机の上でキックスタンドを使用するとかなり読みやすくなります。

この“ちょうどいい比率”は、使い始めのころは意識していませんでしたが、最近気づいた地味にいい魅力です。12インチというサイズも文字の細かい漫画や、雑誌を読むのに最適です。

サブディスプレイとして重宝する

サブディスプレイ(縦)として運用中

そして、今回いちばんお伝えしたいのが、サブディスプレイとしての便利さです。Surfaceは、Windows標準の『このPCへのプロジェクション』機能を使うことで、無線でメインPCのサブモニターになります。

①Surface:設定→システム→このPCへのプロジェクション→『ワイヤレスディスプレイアプリを起動してこのPCに投影する』をタップ
②メインPC(Yoga Pro):Windows+K→Surfaceを選択
以上

たったこれだけでSurface ProがメインPCのサブディスプレイと化します。追加のアプリも、ケーブルやアダプターも要りません。

これが、メインPCと併用するようになった今の私に、ドンピシャで刺さりました。メインPCで作業をしながら、資料・チャット・参考画像といった“見るだけ”の情報を、Surface側に逃がす。作業画面が一気に広がって、効率がぐっと上がりました。

これのおかげでバックパックにモバイルディスプレイを入れないようになりました

とくに便利なのが、縦向きでの使用です。縦長のWeb記事やPDFは、縦置きのサブ画面がとても見やすいです。向きの指定はメインPC側のディスプレイ設定から行えて、縦で固定が可能。AIではClaudeを使っていますが、これも私はサブディスプレイで使用しています。

縦画面は情報量豊富で見やすい

ただこの運用には弱点もあります。メインPCとSurfaceの2台を同時に動かすので、電池の管理も2台ぶんになります。長時間使うなら、給電も考えておきたいところです。

また、無線ならではのラグがあるので、Surface側で長い文章を入力するのは向きません。あくまで“閲覧用”に近い割り切りが必要です。そして無線のためか、やや挙動は不安定。いつの間にかメインPCとの接続が解除されてしまっているときもあります。

これは今改善できないか対策中です。改善策が確立したら、共有します!

無線は便利だけどまだ不安定だね

ペンは意外に書きやすかった

Surface スリム ペン(2)で書きました

初期レビューでは、iPadよりも書きにくい、的な話をしました。それは書いていたらなんか文字が途切れる印象があったからなのですが、それはたぶん保護フィルムのせいでした。

保護フィルムが馴染んできたら普通に書きやすかったです。平べったいペンもなんだか慣れてきました。今はペン入力にほとんど不満を感じません。

ちゃんと使わずに文句言ってごめんね

4ヶ月経っても残るデメリット

良い発見が多かった一方で、初期レビューで挙げた不満が、使い込んでも消えなかった点もあります。いちばんはっきりしているのが、USB-C端子の位置です。Surfaceは、USB-Cが右側面に2つ集まっています。この配置だと、充電接続をしながら使うときに、ケーブルの取り回しが窮屈に感じます。

その他、デメリットは、初期レビューの記事も合わせて読んでもらえると分かりやすいと思います。

価格は、上がってしまった

評価に関わる大きな変化が、もうひとつあります。それは価格です。私が初期レビューを書いたころ、価格.comの最安は13万円台でした。Office込みでこの値段なら十分にあり、というのが当時の結論。

ところが今は、構成にもよりますが、最安でも15万円前後まで上がっています。数万円の差は、決して小さくありません。物価の高騰や円安を思えば、値上がりは仕方ない面もあります。が、当時いちばんの魅力だった『コスパの良さ』は、正直なところ少し薄れてしまいました。

それでもセール時は安いかも、セールを狙え!

結論:良い相棒。ただ、10インチでもよかったかも

4ヶ月使ってみて、Surface Pro 12インチは、間違いなく良い相棒になりました。メインPCと一緒に持ち出して、メモやラフ、そしてサブディスプレイとして活躍してくれます。

ただ、私の使い方だと、実は10インチくらいのもう一段小さいサイズでも足りたのではないか、と思うようになりました。12インチ・686gでも十分に軽いのですが、用途が『メインと併用してのメモとサブ画面』に寄ったぶん、画面の大きさよりも身軽さが効いてくる場面が増えました。

もっと小さければ、併用時の負担もさらに減ったはず。とはいえ、3:2の比率・Office込み・ペン対応という条件をすべて満たす10インチ級なんて選択肢はありません。なので、せめてこの12インチシリーズの後継が今後も出てくれることを切に願っています。

コンパクトシリーズって絶滅する傾向にあるよね

まとめ

外出先ではこの運用

Surface Pro 12インチは、4ヶ月使ううちに、『サブ用途』から『メインの相方』へと役割が変わりました。そうやって使い始めたことで、3:2の読みやすさや無線サブディスプレイの快適さといった、新しい魅力が見えてきました。

一方で、USB-Cの位置や、値上がりによるコスパの後退といった正直な課題も残っています。良い一台なのは間違いありませんが、自分の使い方を見つめ直すと、もう少し小さいサイズでもよかったかもしれません。そんなのないけど。

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この記事を書いた人

Monoカルテ管理者 / 医療従事者(非医師)/ 戸惑いばかりの40代 / 子ども2人(4歳、1歳) / ガジェット系好き / 旅行好き / バイク好きだけど乗れてない / 好きな漫画はONE PIECE, はじめの一歩, キングダム, GIANT KILLING など

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