スマホ代はできるだけ抑えたい。でも、いざというときに困るのは嫌。そんなワガママを叶えようとして、私はいま3社のSIMを併用しています。使っているのは、日本通信SIM・楽天モバイル・povoの3つ。
3枚持ちと聞くと面倒そうに感じるかもしれませんが、役割を分けてしまえば意外とシンプルで、コストと快適さのバランスは今がいちばん良いと感じています。
今回は、それぞれの使い分けと、正直な弱点をまとめます。結論からいうと、ほとんどの方は日本通信SIMのみで事足りると思います。(料金は2026年7月時点のもの)
なぜ1社ではなく3社を併用しているのか

そもそも、なぜ手間をかけて3社も使うのか。理由はシンプルで、1社だけで全部を満たそうとすると、個人的には少し物足りなさがあるからです。大容量で通話も安心なプランを1社で選ぶと、料金はどうしても高くなります。逆に、とにかく安いプランに寄せると、通信品質でストレスがたまります。
そこで私は、1社にすべてを求めるのをやめて、『得意なこと』ごとに回線を分けました。通話とメインのデータは安い回線、スポットのデータ通信は使ったぶんだけ払う回線、買い物と予備をもう1回線に。
こうして役割をふり分けると、それぞれの弱点をお互いが補い合ってくれます。結果として、安さと安心を同時に手に入れられました。

ここだけの話、3,000円払うならLINEMO・ahamo・povoのどれかでもいい気はしている….
3社をざっくり比較(早見表)


まずは、3社をざっくり整理します。私の使い方での月額と、それぞれの役割は下表のような感じです。
| 回線 | 月額(税込) | データ | 通話 | 私の使い方 |
|---|---|---|---|---|
| 日本通信SIM | 1,390円 | 20GB | 70分無料(もしくは5分間の通話無料) | メイン(通話+データ通信) |
| 楽天モバイル | 1,078円〜3,278円 | 〜3GB〜無制限 | Rakuten Linkで無料 | 楽天市場+予備 |
| povo | 0円〜 | 都度トッピング | ― | 旅行・出張時のiPad mini用 |
メインの日本通信と楽天を合わせて、毎月の固定費は2,468円。povoは基本料が0円なので、旅行などで使うときだけ、必要なデータを買い足します。
楽天は、3GBを超えて使った月だけ2,178円に上がりますが、私は普段ほとんど使わないので1,078円のままです。そして、それぞれをどう使い分けているか具体的に紹介します。
私の使い分け


ここからが本題で、3枚のSIMを、私が実際にどう振り分けているかをお話しします。ちなみに使用している端末はメインスマホのGalaxy S24(デュアルSIM運用)+iPad mini(cellularモデル)です。
メインは日本通信SIM(Galaxy S24のeSIM)


通話とデータのメインは、日本通信SIMです。決め手は料金と通話のバランスの良さでした。合理的みんなのプランは、月1,390円で20GB。そのうえ、70分の無料通話(もしくは5分間までの無料通話)まで付いてきます。私は仕事やプライベートでの連絡で電話を使うので、この無料通話の枠がとにかくありがたいです。
しかも、この会社は太っ腹で、同じ料金のまま容量がじわじわ増えてきました。私が契約した2021年は6GB。それが2023年には10GBになり、2024年には20GBです。値段は据え置きのまま増量されるので、かなりお得さを感じています。



頼んでもないのに勝手にギガを増量してくれたよ!(笑)
ただし、正直な弱点もあります。それが、お昼どきの通信速度の低下です。回線が混み合う12時台は、目に見えて遅くなることがあります。とくに困るのが、平日お昼のコンビニでのお会計。QRコード決済を開いても、なかなか読み込まなくて、レジ前で少し焦る…なんてこともあります。ここは、格安SIMならではの割り切りが必要なところです。




データ用はpovo(iPad mini)


2枚目のpovoは、iPad miniに入れて使っています。povoの魅力は、なんといっても基本料が0円なこと。ふだんは寝かせておいて、必要なときだけデータを『トッピング』で買い足す仕組みです。
私の使い方は、もっぱら旅行や出張のとき。出先でiPadをネットにつなぎたい場面だけ、その日数に合ったデータを購入します。
例えば一番よく使うのが、24時間使い放題で330円!旅行や出張の時はもっぱら、このプランを購入しています。


家ではWi-Fiがあるので、普段はまったくお金がかかりません。
使わない月はゼロ円、使う月だけ払う。この“寝かせておける安心感”が、サブ回線としてちょうどいいと感じています。



6か月に1回は何かしらの課金が必要だから、そこは注意が必要!
楽天モバイルは“楽天市場”と“保険”(Galaxy S24の物理SIM)


3枚目の楽天モバイルは、少し特殊な立ち位置です。正直、通信や通話のメインでは使っていません。いちばんの目的は、楽天市場でのお買い物です。我が家は楽天でよく買い物をするので、回線を持っているとポイント還元が上乗せされます。
加えて、デュアルSIMを利用して、日本通信SIMがお昼に遅くなったときに、楽天へ切り替えて逃げる保険にもなっています。無料通話アプリの楽天リンクもあると便利です。ただ、私は通話を日本通信でまかなえているので、出番は多くありません。
しかも、楽天モバイルが始まったばかりのとき、楽天リンクは相手にうまくつながらないことが何度かあって、そこまで信用しきれていないのが本音です。
もうひとつの弱点が、電波です。楽天は、場所によって電波が弱くなる場面がありました。人によっては、自宅や職場で困る可能性があるので、ここは事前に確認しておきたいポイントです。



どれか削るとしたら楽天モバイルかな…
3社併用のメリット・デメリット


3枚持ちを続けてみて感じる、良い点と悪い点も正直にお伝えします。まずメリットは、なんといってもコストです。役割を分けたことで、ahamoやLINEMOなどの大手キャリア1本より、月々の料金が安く収まっています。
それでいて、1つの回線が遅くても別の回線に逃げられるので、通信が完全に止まる不安がありません。この“二重の安心”は、3枚持ちならではの強みです。
一方でデメリットは、やはり管理の手間です。契約先が3つあるぶん、支払いや設定を把握しておく必要があります。SIMを挿す端末やSIMカードの枠も必要になるので、そこは人を選ぶかもしれません。
とはいえ、一度セットしてしまえば、日々やることはほとんどありません。手間は最初だけで、あとは毎月の節約と安心が続く。私は、このバランスに十分満足しています。
通信速度に妥協せずに、1社しか選べないなら何を選ぶ?
もし、仮に1社しか選ばない!そして、速度も通話も妥協したくないとお考えのそこのあなたは、素直にahamo・LINEMO・povoを契約しましょう!




月々3,000円程度で大手通信会社の通信品質。5分間の無料通話もついてきます(povoはオプション550円/月)。もし、iPadのように、通信回線をつなぎたい端末があればテザリングを使えば事足ります。cellularモデルを購入しなくてもいいし、さらに費用が削減できます!



月々3,000円で済むようになったのは菅さんのおかげ!足を向けて寝ることはできません!
結論ー日本通信SIM or ahamo, LINEMO


最後に、私なりの結論をまとめます。まず声を大にして言いたいのは、ほとんどの人は日本通信SIMだけでOK、ということです。月1,390円で20GBと70分無料通話がそろえば、多くの人の使い方は十分にまかなえます。お昼の速度低下さえ許容できれば、これ1枚で完結します。
次に、povoは持っておいて損はないでしょう。基本料が0円なので、寝かせておくだけならお金はかかりません。別端末の専用SIMとして、1枚あると便利です。
そして楽天モバイルは、人を選びます。おすすめできるのは、楽天市場でよく買い物をする人や、予備の回線がほしい人です。ポイント還元や“遅い時の逃げ道”に価値を感じるなら、維持する意味は十分にあります。逆に、そこにピンとこないなら、無理に持つ必要はありません。



やっぱりほとんどの人が日本通信SIMのみ、3,000円払う余裕がある人はahamoかLINEMOでいいと思う!
まとめ
スマホ代は、工夫しだいでしっかり下げられます。私の場合、メイン2回線で月2,468円。旅行時のpovoを足すだけで、通信の不満はほとんどありません。これでもahamoやLINEMOより安いです。
まずは日本通信SIMをメインに据えて、必要に応じてpovoや楽天を足していく。この順番で試すのが、いちばん失敗が少ないと思います。それで不満ならahamo、LINEMOに3,000円を払いましょう!それでも昔に比べれば安い!
通信費を見直したい人の、参考になればうれしいです。



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