一眼カメラを持ち出したいけれど、子連れ旅行での荷物はすでにパンパンです。かといってメインスマホのカメラでは物足りない。でも最新のハイエンドスマホは新品だと高すぎる。
この課題を同時に解決するために、中古のカメラ特化スマホを探すことにしました。候補を絞り込んだ過程を記録した第1弾です。
一眼カメラを持ち出せなくなった理由

愛用しているのはSonyのα6300というミラーレス一眼カメラです。もう10年くらい愛用しており、旅行などの出かける際や、記念日などには必ず使用していました。
しかし、子どもが生まれてからは、状況は大きく変わりました。
まず、旅行の荷物量がめちゃくちゃ増えます。着替え・おむつ・飲み物・抱っこ紐などなど…必需品だけでリュックがいっぱいになります。妻と分けたとしてもカメラバッグを別途持つ余裕はなく、一眼カメラのなかでも小型といえるα6300でも、持ち出すのが億劫になってきました。
ただ、使い慣れているα6300の画質は好きです。APS-Cのセンサーサイズとはいえ、解像感・ボケ味・空気感・立体感など、やはりスマホとは違った体験があります。

しかし、持ち出せないカメラに意味はありません。機動性と画質を両立できる選択肢を探し始めたのは、そんな理由からでした。

妻に「カメラ持つから子どもの荷物持ってよ」とは言えません…
普通のスマホじゃ物足りない、でも新品は高すぎる
今メインで使用しているスマホはGalaxy S24です。


S24でもかなり綺麗な写真が撮れます。ただ、子ども写真を撮っていると、「補正感が強いな」「ズームしたときの画質が悪いな」「暗所は弱いな」と感じる場面が増えてきました。自宅内での撮影・夕方の屋外・動き回る子どもを追いかけての撮影では特にその差を実感します。
かといって、最新のハイエンドスマホを新品で買うと15〜20万円近くかかります。カメラ専用の2台目として出せる金額ではありません。
そこで目をつけたのが、1〜2世代前のハイエンド機の中古品です。発売当時のフラッグシップが10万円前後で手に入るなら、コストパフォーマンスとして十分に現実的な選択肢になります。



最近は何でも高すぎる!中古万歳!
高級コンデジも検討したが見送った理由




実は、スマホでは物足りないとわかった時点で、真っ先に頭に浮かんだのが高級コンデジという選択肢です。
Sony RX100シリーズやRICOH GRシリーズに代表される小型カメラは、一眼カメラに近い画質をコンパクトなボディで実現していて、旅行との相性もよさそうに見えます。ただ、調べるほどに自分の用途には合わないと感じてきました。
まず価格が高い。現行モデルは10〜15万円以上するものが多く、中古でも状態のよい個体は値崩れしにくいです。次に、選択肢の少なさも気になりました。SonyのRX100シリーズは、しばらくモデルチェンジされておらず、最新の撮影技術が反映されたモデルがほぼ存在しません。
そして特にネックと感じることは、写真の共有に手間がかかる点です。撮影した写真をスマホに転送してから家族や友人に送る、というひと手間が毎回発生します。
子連れ旅行中にその手順を踏むのは現実的ではありません。スマホであれば撮ってすぐ共有できるため、この点でコンデジは選択肢から外れました。
カメラ専用の2台持ちという選択肢


今回はメインスマホとは別に、カメラ用途に特化した2台目として購入する前提で探しています。2台持ちと聞くと管理が煩わしく思えるかもしれませんが、旅行時にはむしろメリットが多い構成です。
まず、バッテリーの消費を分散できます。旅行中はナビや連絡、スマホ決済や調べものにメインスマホをフル活用するため、カメラ用途も重なるとバッテリーが厳しくなりがちです。
撮影専用機があれば、メインの充電を温存しながら撮影を楽しめます。また、撮影に集中できる端末があることで、通知や連絡を気にせず被写体に向き合えるのも大きな利点です。



一眼カメラの代わりにスマホを持てば、トータルでは軽量になるしね!
予算オーバーで断念した3機種
選定を始める前に正直に白状すると、本当は別の3機種が欲しかったのです。
Galaxy S24 Ultra


2億画素カメラと光学10倍ズームを搭載し、撮影の幅という点では今回の候補の中でも群を抜いた一台です。スタイラスペン(S-Pen)内蔵というユニークな個性もあり、発売当初から注目していました。
ただし2026年現在の中古相場は12〜17万円台が主流で、予算を超えてしまいます。いったんこの機種は見送りとしました。
Xiaomi 15 Ultra


ライカと共同開発したカメラは高い評価を受けており、画質への期待値は今回の候補の中でも飛び抜けています。ただし中古相場は12〜13万円台で、今回の予算には2〜3万円届きません。
FeliCa非搭載のため、Suicaや交通系ICを使う旅行シーンでは別途カードが必要になる点も気になりました。



メインスマホに何かあった時のサブ的な役割にもしたいからFelicaは欲しいんだよね…
OPPO Find X9


ハッセルブラッドと共同開発した4眼カメラが魅力で、7,025mAhという大容量バッテリーは旅行用途にぴったりの仕様です。こちらはFeliCa対応。ただし中古最安値が11万5千円前後で、やはり予算オーバーです。「欲しいけど買えない」という現実を受け入れ、予算内の5機種に絞り込むことにしました。
予算内5機種を旅行・スナップ用途で比べる






5機種を整理しました。価格は2026年5月時点の中古相場です。
| 機種 | 中古相場 | カメラの強み | 備考 |
| iPhone 15 Pro | 〜10万円前後 | 48MP・光学3〜5倍ズーム・ProRes動画 | Apple製品との連携、動画品質 |
| Google Pixel 9 Pro | 9万円台 | AI夜景・ポートレート | カメラ最強クラスの呼び声 |
| Xperia 1 VI | 〜10万円前後 | 光学ズーム・動画性能・一眼感覚の操作感 | SONYには慣れている、日本企業 |
| Find X8 | 〜8万円台 | ハッセルブラッド監修の4眼カメラ・Dimensity 9400 | 色再現性の高さ、バランスのよい写真画質 |
| Xiaomi 15T Pro | 8〜10万円台(新品10万円) | ライカ監修・光学5倍ズーム・4K 120fps | 新品でも10万円台、FeliCa対応 |
旅行と日常スナップを主な用途として考えると、ズーム性能と夜景・室内での撮影力が判断の軸になります。動き回る子どもを撮る場面ではAFの速さも重要な要素で、この点ではXperia 1VIが一歩リードしている印象です。普段はSONYの一眼カメラを使用しているため、マニュアルモードが使い慣れていることも優位な点です。
しかし、スマホで細かいカメラ設定を行わずに、パッと写真を撮るだけであれば、Pixel 9 Pro・iPhone 15 Pro・Find X8・Xiaomi 15T Proに分があると感じています。AIを使用した画像補正などは、これら4機種の方が強いと感じられました。
特にXiaomi 15T Proは新品でも10万円台とコスパがかなり良好です!Youtubeなどを見ているとカメラ性能の評価もかなり高く、魅力的な1台に仕上がっている印象です。
絞り込んだ経緯と最終結論
予算10万円前後で購入できる中古スマホカメラを5択に絞り込みました。
最後まで残ったのは、iPhone 15 Pro・Google Pixel 9 Pro・Xperia 1 VI・Find X8・Xiaomi 15T Proです。ここから1機種を選ぶのはほぼフィーリングな気がしています。
最終的に何を選んだのかは、次回の購入・実機レビュー記事でお伝えします。届いたらさっそく作例を撮り比べてみるつもりです。ぜひご覧ください!



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